Saturday, February 12

『米澤書店』


淋しきは町の本屋が消えること、負けるな仮想の書店主たちよ

 
『米澤屋書店』(米澤穂信著)を読んで。

著者は一時期書店員だったという。本好きの氏が作家の道を歩まなければどこかで本屋さんになっていたかもしれない。本好きがいるかぎり本屋は不滅だ。

リアルな本屋が減っていく昨今にあって、本書のような仮想書店をきっかけとしてリアルな本屋が生まれていくことを祈りたい。(ちなみにこの書店はミステリー専門店。お世話になります☻)