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Sunday, December 5

かれえだに


かれえだにからすうりのみぶらさがるくさつたあとこそしようぶのときと

枯れ枝にカラスウリの実ぶら下がる腐つた後こそ勝負の時と

用賀あたり。クワの枯れ枝に絡みついているカラスウリの実。それぞれ色づいているが鳥が食べる気色はない。その実が腐って中の種子が出てきたときに、その形がカマキリの頭に似ているので鳥が食べるのだという。なんともまわりくどい種子散布法だが、それが理にかなっているのだろう。

Saturday, September 11

くさむらの


くさむらのしげりみたればまどわくにこつねんとゐるおほかまきりは

草むらの茂り見たれば窓枠に忽然とゐる大カマキリは

自分が動いていると止まっている虫を見つけるのは難しい。止まって初めて虫たちの世界が見えてくる。私が虫だったらカマキリの餌食だった。


しよくかくをかぜになびかせかまきりはびどうだにせずくわしんをみたり

触覚を風になびかせカマキリは微動だにせず花芯を見たり

カマキリはまるで止まった器械のように動かない。花を訪れる獲物を狙って戦闘モードに入っているのだろう。