かぜふけばづじやうにさやぐぽぷらのははげしくみだれてひとはもおちず
近所の公園のポプラの木。まだ暖かさの残る風がその葉を激しく揺らしている。このにぎやかな葉音にも進化生物学的な意味があるのか。
風吹けば頭上にさやぐポプラの葉激しく乱れて一葉も落ちず
近所の公園のポプラの木。まだ暖かさの残る風がその葉を激しく揺らしている。このにぎやかな葉音にも進化生物学的な意味があるのか。
ゆふぐれをかへればすずめのなくをきくおやどははななききんもくせいか
雀の鳴き声がキンモクセイの木の中から聞こえてくる。たぶんそこが雀のお宿なのだろう。下に行くと落花が芥のように落ちていた。
夕暮を帰れば雀の鳴くを聞くお宿は花なき金木犀か
雀の鳴き声がキンモクセイの木の中から聞こえてくる。たぶんそこが雀のお宿なのだろう。下に行くと落花が芥のように落ちていた。