としごとにおもひいだせぬなのふえてしればなつかしきやぶめうがのみ
林の中を歩き回っていたころ、よく見かけたヤブミョウガ。その名前を知って過去へのつながりがもどってきた。
年ごとに思ひ出せぬ名の増えて知れば懐かしき藪茗荷の実
林の中を歩き回っていたころ、よく見かけたヤブミョウガ。その名前を知って過去へのつながりがもどってきた。
なつすぎてひともわするやまどのそとだいだいいろのごーやぞたるる
夏の間は日除けカーテンとなっていたゴーヤの葉もすっかりまばらになって、その中に橙色の巨大な実がぶら下がっている。
夏過ぎて人も忘するや窓の外橙色のゴーヤぞ垂るる
夏の間は日除けカーテンとなっていたゴーヤの葉もすっかりまばらになって、その中に橙色の巨大な実がぶら下がっている。