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Sunday, November 27

イロハモミジ紅葉


冬の日に耀う斑のもみじ葉は最期にそれぞれ個性を尽くす



イロハモミジが様々な斑模様に紅葉していた。

葉緑素が消えて、後に残ったカロチノイド(黄色)とアントシアニン(赤)の分布によって色合いが決まってくるようだ。

花になれなかった葉たちの最期の花とみることもできる。



Sunday, November 6

クチナシの実


紅葉は葉っぱの特権ではないとクチナシの実も色づいている


いつも行く緑地。クチナシの木になぜか一つだけ実がついている。

前回見たときはまだ青かったのだが。今日は色づいていた。

実だから紅実?

Tuesday, November 1

ポプラの葉


ポプラの葉たちが激しくはためいて小さな木霊が騒いでるみたい


公園のポプラの木。無風だと思っていたが上の方は風があるようだ。

中国語では「風響樹」というそうだが、にぎやかな葉たち。

Sunday, October 30

落葉の色


葉の一生アントシアニン仕方ないクロロフィルの輪最期の思い


コブシの落葉であろうか。いろんな色素を発色させている。

なんだか葉の気分を表しているような。

Tuesday, October 25

ソヨゴの実


葉は欠けてソヨゴの実もまた朽ちていく鳥さんどこかへ連れてってよと


ソヨゴの実。葉は端から朽ち始めている。

鳥が啄んでくれるのをひたすら待っているのだろうか。

Sunday, September 25

クズクビボソハムシ


向かうところ敵なしどこでも繁茂する葛の葉無惨天敵現る


ぎょっとする光景。無敵の雑草と思っていたクズが無残の姿に。

クズの葉を大好物とするこの虫はクズクビボソハムシ(続けて3回言えますか?)というらしい。

中国から日本に侵入したハムシで、都内では2016年にはじめての確認されたという。食い尽くしたらどうするのだろうか?

Friday, September 16

キバナコスモス


葉っぱではなく花びらを食べてるの?こんな芋虫増えたら困る


キバナコスモスの花びらにイモムシ。何をしているのか分からなかったが、後で調べるとどうやら花びらを食べているらしい。

オオタバコガという蛾の幼虫らしく、広食性で葉も花も食べるようだ。

他にはあまりいないようだが、花を愛でる人にとっては恐るべき害虫。

困るガー😥

Wednesday, June 1

ボタンクサギ


フキの葉に負けないほどの「雑草力」 ボタンクサギだって元園芸種


大ぶりのボタンクサギが鮮やかな花を咲かせようとしている。植込みなどでも見かける園芸種だが、逃げ出して「雑草化」して、駆除の対象となっているという。

こちらはクロガネモチの花。ほとんど見る機会がないのだが、たまたま職場の植込みで見つけた。薄いピンクの花がかわいい。

花の形や色は、彼らの声なきメッセージ。

Thursday, May 5

カクレミノ


ギザギザで尖っているのは幼さの印だというカクレミノの葉

カクレミノの葉。割れて尖っているものと丸くなっているものがある。

成長すると割れてくるのかと思っていたが、調べてみると逆だった。

尖っているのは幼い印らしい。人間みたい。

小田急線の新宿駅あたりの踏切で。

Monday, May 2

シロツメクサ


葉の数を数える暇なくクローバーいまさら四葉を見つけてどうなる?

シロツメクサ。いわゆる四葉のクローバーがないかと昔はよく探したものだが、いまはそんのことも忘れている。

童心に返って探してみるのも悪くないかも。ただ見つけたら引き抜きたくなるが、それはそれで抵抗感がある。

とるのは写真だけ?

Saturday, April 30

ドクダミ


無理をした反動出てくる四月尽どくだみ茶でも飲んでみるか

やっと連休に入ったと思ったら身体の調子が悪くなった。考えようによっては今まで我慢していたのかもしれない。

もう休んでもいいよとどこからか許可が出たのであろう。

ドクダミの葉は急速に蔓延って開花の日は近い。

Sunday, April 24

イロハモミジ


降る雨に花より若葉のうるわしくイロハモミジの葉も悪くない

雨の日曜日。砧公園近くの市民緑地。いつもなら花にばかり目が行くのだが今日は雨に濡れる若葉に目が向く。

雨に洗われてきれいな色になっている。

Thursday, April 21

アメリカフウロ


葉の形気になりその名を調べたらアメリカフウロいい名じゃないか


京王線の線路際に咲いていた花。ゲンノショウコに似ている。花も悪くないが葉の形がよい。ネットを見ると同じように葉の形に惹かれる人がいた。ご同輩だ。

葉は紅葉するそうだ。

Sunday, March 27

セイヨウタンポポ


朝つぼみ割れて中からライオンの歯が飛び出すかタンポポの花


二子玉川の堤。タンポポの花とつぼみ。花は朝咲いて夜は閉じるそうだ。

ダンデライオン(ライオンの歯)と呼ばれるのは花ではなく、そのギザギザの葉らしい。

Wednesday, February 16

アオキ


冬芽からもうすぐ花芽も葉芽も出る、病のアオキにその日はありや


公園の植込みのアオキ。どうやら炭そ病にかかっているらしい。もしそうなら伝染病が広がらないように刈り取られるだろう。植木屋の車が近くに停まっていたので、あるいはその処置かもしれない。痛々しい。

Monday, February 14

ホトケノザ


雪降らずホッとしてるか、ホトケノザその葉で玉の露抱えてる


職場近くのホトケノザの群生地。いくつか花をつけているものもあるが、多くはこれから花を咲かせようとしてしている様子。昨夜は雪ではなく雨だったが、なぜか午後になっても露をしっかりと保持している。乾燥対策?

Saturday, January 15

やまならしの


やまならしのはおとになみだするによにんじゆなんのみちゆくわれらにかはり

ヤマナラシの葉音に涙する女人受難の道行く我らに代はり

『オーバーストーリー』を読んで。巨樹を守ろうとする人々の受難の物語。そのうちの一人、植物学者パトリシア・ウェスターフォードは樹木同士が何らかの形でコミュニケーションを取っているという新説を発表して学会を追放される。各地を放浪する彼女はヤマナラシ(カロライナポプラ)の森で、クローンとなった森が生きる場所を求めて少しずつ移動している姿に感動する。しかし人間の開発が彼らの息の根を止める日はそう遠くない。10万年以上前から根茎を延ばしてきた偉大な生命体の終焉を思って彼女は涙する、全人類に代わって。

Tuesday, January 11

いまだはを


いまだはをたくさんのこすはりえんじゆきつとそのねはすいみやくをしる

いまだ葉をたくさん残すハリエンジユきつとその根は水脈を知る

二子玉川。用水路の跡と思われる散歩道。何本かのハリエンジュが立ってるが、そのうちの一本だけがまだ葉を残している。それも少なからず。根が水を十分に吸い上げることができるからだろうか。

Friday, December 24

いしとりゐ


いしとりゐたけとまつのえゆははれてたけがうへでもしようちくといふ

石鳥居竹と松の枝結ははれて竹が上でも松竹と言ふ

等々力の神社。正月飾りか、竹と松の枝が大きな石鳥居に結わえ付けられている。来る正月にはこの神社にも参拝者が溢れかえるのだろう。


ばうねんくわいふえうふきふかにんげんはひとのまにゐてひとであるもの

忘年会不要不急か人間は人の間にゐて人であるもの

今日はサークルの忘年会。二年ぶりである。数日前に亡くなった人の話も出た。寿命かもしれないが、あるいはコロナ自粛がなければ今でも元気でいられたかもしれない、などと思ってしまう。人間らしいとは、人の中で活動することではないだろうか。人らしいとは言わない。

Sunday, December 12

さるすべり


さるすべりはだかのえだのしゆしたちはかぜまちとりまちふたまたかける

サルスベリ裸の枝の種子たちは風待ち鳥待ち二股かける

サルスベリの街路樹。すっかり葉を落とし種子がたくさん残っている木もあれば、ほとんど残っていない木もある。種子の翼を使って風に乗って飛ぶか、鳥に食われるのを待つか、それぞれの木の戦略があるのかな。


まどのそとまろにえのはなさいてちりしげりのはもおちあんねはのぞむ

窓の外マロニエの花咲いて散り繁りの葉も落ちアンネは望む

『アンネの木』という絵本を読んだ。アンネ・フランクが1942年7月から1944年8月まで暮らしたアムステルダムの隠れ家の裏庭には一本の木があった。アンネは窓からその木を毎日のように見ていたという。その木が何の木なのか知りたくてこの本を読んだのだが、マロニエ(セイヨウトチノキ)だった。その木は老朽化して倒れてしまいすでにそこにはない。しかし、その苗木は世界の各地に移植されていて日本にも来ているそうだ。四季ごとに変化するマロニエを見ながら、アンネはいつか外界に出られる日を夢見たにちがいない。マロニエとよく似たトチノキを見ながら、いつか「日記」を読み直してみたい。