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Friday, December 24

いしとりゐ


いしとりゐたけとまつのえゆははれてたけがうへでもしようちくといふ

石鳥居竹と松の枝結ははれて竹が上でも松竹と言ふ

等々力の神社。正月飾りか、竹と松の枝が大きな石鳥居に結わえ付けられている。来る正月にはこの神社にも参拝者が溢れかえるのだろう。


ばうねんくわいふえうふきふかにんげんはひとのまにゐてひとであるもの

忘年会不要不急か人間は人の間にゐて人であるもの

今日はサークルの忘年会。二年ぶりである。数日前に亡くなった人の話も出た。寿命かもしれないが、あるいはコロナ自粛がなければ今でも元気でいられたかもしれない、などと思ってしまう。人間らしいとは、人の中で活動することではないだろうか。人らしいとは言わない。

Monday, August 30

とどろきの


とどろきのとあるやしろのふるぐすはねこぶのだいなりふぐりのごとく

等々力のとある社の古楠は根こぶも大なりふぐりのごとく

古いクスノキの根には大きな瘤ができることがある。病気だとも過剰発育だとも言われるがいずれにしてもユーモラスな形だ。


よひやみのせまるあしはらろくまんのつばめつどひくへいぜいきゆうしに

宵闇の迫る葦原六万のつばめ集ひ来平城宮址に

新聞で読んだ話。平城京跡には行ったことがあるが昼間だったので気づかなかった。何十年も調査しているボランティアの人たちがいるという。