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Friday, April 15

フジ


息をつく四月の半ばの帰り道 早くも藤の花房垂れる


怒濤のように始まった四月。やっと落ち着きを見せる日常。職場からの帰り道に足を止めて早くも咲き出したフジの花を愛でる余裕も出てきた。

Monday, February 28

白梅


白梅の枝にミノムシ垂れている絶滅危惧種と言うけどホント?


烏山。キレイな白梅の花が咲いていた。ふと見るとその枝にミノムシがぶら下がっている。最近見ないなあと思ったら絶滅危惧種になっているとか。

Monday, February 7

ミツマタ


ミツマタのつぼみが枝のあちこちに垂れてもふもふ思わず撫でる


ミツマタのつぼみが充実している。その灰白色に黄色みがさして開花が近いことを告げている。もふもふしたつぼみに触ってみると子どもの頭を撫でるような気分になる。もうすぐだよ。

Friday, January 7

すいせんの


すいせんのはなはぐにやりとあたまたれみえないゆきがまだあるみたい

スイセンの花はぐにやりと頭垂れ見えない雪がまだあるみたい

雪の翌日。日陰にはまだ雪が残っている。スイセンの花は頭を垂れている。そうやって柔軟に雪をやりすごしているのかもしれない。

Thursday, September 16

としごとに


としごとにおもひいだせぬなのふえてしればなつかしきやぶめうがのみ

年ごとに思ひ出せぬ名の増えて知れば懐かしき藪茗荷の実

林の中を歩き回っていたころ、よく見かけたヤブミョウガ。その名前を知って過去へのつながりがもどってきた。


なつすぎてひともわするやまどのそとだいだいいろのごーやぞたるる

夏過ぎて人も忘するや窓の外橙色のゴーヤぞ垂るる

夏の間は日除けカーテンとなっていたゴーヤの葉もすっかりまばらになって、その中に橙色の巨大な実がぶら下がっている。

Saturday, September 4

たいりんの


たいりんのひまはりかうべをおもくたれふたたびひのめをみることありや

大輪の向日葵頭を重く垂れ再び日のめを見ることありや

大きな頭のヒマワリの花。盛夏にはしっかりと太陽をとらえていたのであろう。焼け焦げたように頭を垂れている。


いちやうのみさらにじゆくしてきみまじるいつまでなくやつくつくぼふし

いちやうの実さらに熟して黄みまじるいつまで鳴くやつくつくぼふし

九品仏の浄真寺。大イチョウの木の実が目立つようになってきた。境内にはツクツクボウシが切羽詰まったように鳴いている。

Saturday, August 28

せんなりの


せんなりのみたるるえごのきのみきにせみはりつきてはやなきいそぐ

千なりの実垂るるえごのきの幹に蝉はりつきてはや鳴き急ぐ

広場のエゴノキにたくさんの実が垂れて秋めいてきた。その幹で鳴いているアブラゼミは本懐を遂げたのだろうか?


まきつくるもののなければかるというふやぶからしやぶからさでいく

巻きつくるもののなければ枯るといふ藪からし藪枯らさで生く

ヤブカラシは繁殖力がすさまじく藪を枯らすほどだというが、実際はそうではないようだ。名は体を表さず。