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Wednesday, March 2

ノボロギク


世田谷の畑の脇にノボロギク名を捨て実取れしっかと生きよ


烏山あたりを歩いていると当然畑が現れる。このあたりの原風景なのだろう。囲いの脇からノボロギクがはみ出しているが、この綿毛をボロと見ての命名だという。たしかに花はパッとしないが帰化植物で逞しく生きているようだ。名よりも実を取れ。

Wednesday, November 24

いちやうのき


いちやうのきくわうえふぐあひはくわんきやうかあるいはゐでんしはたまたぐうぜん?

イチョウの木黄葉具合は環境かあるいは遺伝子はたまた偶然?

病院の敷地のイチョウ並木。きれいに黄葉している。樹形も美しい。彼らの「成功」はどこから来るのか。環境か、遺伝子か、あるいは偶然か。そんなことを考えるのは、今読んでいる『格差という虚構』という本のせい。イチョウにも「格差」があるにちがいない。

Friday, November 19

あんきよとは


あんきよとはみえないすいろそのうへのあをぎりしたからくちていく

暗渠とは見えない水路その上のアオギリ下から朽ちていく

世田谷は暗渠が多い。たいていその上は遊歩道になっている。たぶん地面は冷たいのだろう、アオギリの葉も下の方から色が変わって腐っていく。


つきをくふものはなんだらうげつしよくのあとのまんげつてかてかひかる

月を食ふものは何だらう月食の後の満月テカテカ光る

今夜は月食。満月のときに起こる現象だが、地球や太陽の位置など分からない昔の人はどう見ていたのだろうか。文字通り月が食われると思って「食」と言ったのか。食われても元の形に戻る満月は食えない月?