Showing posts with label 植物. Show all posts
Showing posts with label 植物. Show all posts

Friday, November 12

しよくぶつの


しよくぶつのこゑをきくことできたならざつさうぬくのもつらいだらうに

植物の声を聞くことできたなら雑草抜くのも辛いだろうに

テレビで植物の声が聞こえるという「スーパー造園師」の番組を見た。そういう「心的現実」に生きる人はけっこう辛いのではないだろうか。幸い私はまったく草木の声など聞こえない(人間の声だってあやしい?)。

Tuesday, November 2

がくせいが


がくせいがおほくすんでるえきちかくみせはあれどもしよくぶつはなく

学生が多く住んでる駅近く店はあれども植物はなく

学芸大あたり。学生が住みやすい町だが、駅前には樹木はもちろん雑草すらあまりない。奥に行くと人家の植栽がやっと目につく程度。

Wednesday, October 13

とほめより


とほめよりみれどもことさらにもとめねばことしはくずのはなをみざりき

遠目より見れどもことさらに求めねば今年は葛の花を見ざりき

どこにでもあるクズの葉だが、その花は近寄らねば見つからない。見に行くほどではないと思ったのだろうか。


しよくぶつにふれぬせうせつたとへればせかいをかためでみるがごときか

植物に触れぬ小説たとへれば世界を片目で見るがごときか

小説を読むときに植物のことに触れていない作品はそれだけで不完全なものに思えてしまう。人間本位すぎる。

Wednesday, September 15

やさいとて


やさいとてたねからたねへとゐでんしをつなぐしよくぶつかんしやしてたぶ

野菜とて種から種へと遺伝子をつなぐ植物感謝して食ぶ

『種から種へ 命つながるお野菜の一生』という本を読んだ。野菜もまた肉のように「命」をいただいている。


びるのかべをこえんとのぶるこずゑのはよらねばしらずかつらのきとは

ビルの壁を越えんと伸ぶる梢の葉寄らねば知らず桂の木とは

いつも食事しながらぼんやりと見る前の広場の木。近寄ってはじめてそれがカツラの木だとわかった。