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Wednesday, June 1

ボタンクサギ


フキの葉に負けないほどの「雑草力」 ボタンクサギだって元園芸種


大ぶりのボタンクサギが鮮やかな花を咲かせようとしている。植込みなどでも見かける園芸種だが、逃げ出して「雑草化」して、駆除の対象となっているという。

こちらはクロガネモチの花。ほとんど見る機会がないのだが、たまたま職場の植込みで見つけた。薄いピンクの花がかわいい。

花の形や色は、彼らの声なきメッセージ。

Monday, May 9

ヒメクグ


雑草も名前を知れば草花のひとつ ヒメクグ可愛すぎるぞ


対象に好意があれば「君の名は」と聞きたくなる。雑草も同じこと。急ぐ道ゆえ写真に収めただけだが、カヤツリグサの仲間らしい。

ヒメクグという名前ちょっと可愛らしすぎ?

Wednesday, April 27

ヒメオウギ


雑草の中に咲いたらもう雑草ヒメオウギの貴種流離譚

雑草に交じって変わった花が咲いていた。白地に赤い斑点が目につく。調べて見るとヒメオウギという優雅な名前がついている園芸種の花。

誰でも元をたどれば貴種。

Tuesday, April 26

ユウゲショウ


人の手を離れた花壇に雑草の花見る今日はユウゲショウの花

あまり手入れされていない花壇。かえっていろいろな雑草の生態を観察できて、私には好都合だ。ユウゲショウとはいいながらも夕方には花を閉じるそうだ。

植物も多様性が大切だ。

Saturday, April 16

『雑草たちの陣取り合戦』


雑草も陣取り合戦セイタカとススキ独裁国家はどっち?


『雑草たちの陣取り合戦』(根本正之著)を読んで。

雑草たちも生き残るために陣取り合戦をしているが、その戦略はそれぞれ。

セイタカアワダチソウは、陣地拡大型で、草丈を2メートル以上に伸ばし光を独占するとともに、地下茎で周囲にどんどんと広がっていく。

ススキも草丈を2メートル程度に伸ばし、その陣地をしっかりと確保するが、地下茎で広がることはない、陣地強化型。

セイタカアワダチソウの葉は上部は小さく光が通るが、下部は葉が密で光が通らない。根本で他の小さな雑草が育つのは難しいので、セイタカアワダチソウだけの独占群落となりやすい。

さらにその落葉には植物の発育を阻害するアレオパシー物質が含まれて、他の草がその下で育つのはさらに困難になっている。

ススキは葉が大きく垂れてまわりの個体は光不足で生長できない。その群落は密集しないので、あまり光を必要としない草ならば共存可能である。

また屋根ふき用のススキを人々が採取することによってさらに間引かれて結果としてススキの独り勝ち防いできた。

これが日本の古来のススキ原の風景だった。

かつては外来種のセイタカアワダチソウが固有種のススキを駆逐していると危惧されていたが、近年はセイタカアワダチソウの勢いが落ちて劣勢になっているという。

それはアレオパシー物質の自家中毒だと言われているが、何だか独裁国家の末路を見るようだ。

Friday, December 10

がいとうの


がいとうのもとのすきまはざつさうのしまとしつてかすいせんしめる

街灯の元のスキマは雑草のシマと知つてかスイセン占める

街灯の元はいろいろな雑草がスキマを占めている。ところが、そこをスイセンの茎たちが占拠していた。だれかが球根を植えたのだろうか。


たうひんをかはになげこむせうねんもやがておとなのあくいにそまる

盗品を川に投げ込む少年もやがて大人の悪意に染まる

『雲をつかむ話』を読む。読み終えた後、頭がムズムズする感じ。興味深いキャラクターの中で一番印象に残ったのは、大人の傷つきそうなことを瞬時に見抜いて口にする少年だ。上品な顔立ちをしているくせに大人たちに平気で下品な口をきく少年。どんなことを言ってるかを知りたい人は本を読んでほしいが、ある種の畏敬の念を抱くのは私だけ?この少年の話をもっと読みたかった。他人の郵便受けから物を盗んではエルベ川に投げ込む少年(と父親)も気になった。それ以外の登場人物たちも見果てぬ夢のように気になる話だった。

Friday, November 12

しよくぶつの


しよくぶつのこゑをきくことできたならざつさうぬくのもつらいだらうに

植物の声を聞くことできたなら雑草抜くのも辛いだろうに

テレビで植物の声が聞こえるという「スーパー造園師」の番組を見た。そういう「心的現実」に生きる人はけっこう辛いのではないだろうか。幸い私はまったく草木の声など聞こえない(人間の声だってあやしい?)。

Friday, November 5

ざつさうが


ざつさうがかられたあとにまつさきにはをだすふきのはびこるゆうき?

雑草が刈られた後に真つ先に葉を出すフキのはびこる勇気?

近所の駅。駅舎の前の空地の雑草が刈り取られて半月ぐらい。今日見ると早くもフキが真新しい葉を出していた。嫌われる勇気ではなく・・。

Tuesday, November 2

あいされる


あいされるものはかよわくすてられるものはづぶといひめじよおんさく

愛されるものはかよわく捨てられるものは図太いヒメジョオン咲く

近所の遊歩道。一面の草むらにヒメジョオンの花が元気に咲いている。きれいな花だがどこにでも咲いているせいか、あまり注目されない花。


やぶがらしにかくれてまつかなはながさくうきつりぼくもざつさうのうち

ヤブガラシに隠れて真つ赤な花が咲くウキツリボクも雑草のうち

植栽の上に一面にヤブガラシ。その中に隠れるように鮮紅色のウキツリボクの花のがくが見える。今は場違いな光景だが・・・。

Monday, November 1

あめのなか


あめのなかいすにすわつたさげふゐんおほきなはさみでざつさうをきる

雨の中椅子に座つた作業員大きな鋏で雑草を切る

用賀あたりの光景。植え込みの中で作業員が大きなハサミで下草を刈り取っている。たぶん器械は使えないのだろう。


ぼけのえだにあかいつぼみがみつつよつおくにはくさつたみがひとつ

ボケの枝に赤いつぼみが三つ四つ奥には腐つた実がひとつ

ボケの赤いつぼみが目を引く。注意してみると枝の中にその実が半ば腐ったようになって打ち捨てられている。