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Wednesday, October 20

しよくさいの


しよくさいのしたくさすつかりかりとらるぎもんのくさはのいちごならんか

植栽の下草すつかり刈り取らる疑問の草は野苺ならんか

よく見る広場の植栽の下の草々が今日見ると刈り取られていた。それに気づく人はほどんどいないだろう。あれはノイチゴだったのだろうか。


じゆもくにもなふだをつけしものありてなをみてむかしのことおもひいづ

樹木にも名札をつけしものありて名を見て昔のこと思ひ出づ

植栽の樹木に名札がついていることに気づいた。すでに知っているものが多いが、ヤマモモやエゴノキなど葉だけでは分からないものもあった。

Wednesday, September 29

しらかべに


しらかべにやもりいつぴきはりつきてつつけばさつとくらやみににぐ

白壁にやもり一匹張り付きてつつけばさつと暗闇に逃ぐ

今日は自民党の総裁選。まったく関係ないが、夜の壁にヤモリが止まっていたのでつい手を出してしまった。逃げるが勝ち。


もとくらしわがやのしきちのじゆかみればくさにまじりてやつでのはあり

もと暗し我が家の敷地の樹下見れば草に交じりて八手の葉あり

街中でスキマに生きている植物に注意するようになったが、自分の家のまわりは見ていないことに気づいた。灯台下暗し。

Thursday, September 23

ゆふまぐれ


ゆふまぐれじゆじやうになくはあをまつむしおそるるものなくこゑたからかに

夕まぐれ樹上に鳴くは青松虫恐るるものなく声高らかに

夜になると高いところから聞こえる虫の声。外来種のアオマツムシだという。天敵がいないので我が世の春を謳歌しているらしい。


たみくさはくさのごとくになでぎられいつしやうにげてひやくさうからる

民草は草のごとくになで斬られ一将逃げて百草刈らる

『黒牢城』という小説を読んだ。逃げた武将は荒木村重やその家老だが、そのために多くの血が流れた。