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Saturday, October 23

ゆふかぜに


ゆふかぜにさわさわはのなるこならかなくぬぎみづきははのゆるるのみ

夕風にさわさわ葉の鳴る小楢かな櫟水木は葉の揺るるのみ

近所の雑木林の木はコナラとクヌギがほとんどで足元にはたくさんのドングリが落ちている。葉が密集しているコナラの葉音がやはり大きい。


ほとんどのはをおとしたるえごのきはいまだにみどりのみをたらしたり

ほとんどの葉を落としたるえごの木はいまだに緑の実を垂らしたり

雑木林の木の落葉のスピードはそれぞれ。エゴノキが一番早く葉を落としているが、まだたくさんの緑の実を枝に残している。鳥は食べない?

Saturday, October 2

えうちゑんの


えうちゑんのしきちにどんぐりあまたおちてしうあけこらのあそびとならん

幼稚園の敷地にどんぐりあまた落ちて週明け子らの遊びとならん

昨日の大風で幼稚園の敷地にいろんな葉っぱとドングリが落ちていた。週明け登園した子どもたちの遊び道具になりそうだ。


えだはすべてかりおとされしなみきみちとりなきゆふべをひとはあるけり

枝葉すべて刈り落とされし並木道鳥なき夕べを人は歩けり

最近人気が出ているという街。空中回廊を歩いていると下の並木道の枝葉が全部きれいに刈り落とされている。ムクドリ対策か・・。

Thursday, September 23

ゆふまぐれ


ゆふまぐれじゆじやうになくはあをまつむしおそるるものなくこゑたからかに

夕まぐれ樹上に鳴くは青松虫恐るるものなく声高らかに

夜になると高いところから聞こえる虫の声。外来種のアオマツムシだという。天敵がいないので我が世の春を謳歌しているらしい。


たみくさはくさのごとくになでぎられいつしやうにげてひやくさうからる

民草は草のごとくになで斬られ一将逃げて百草刈らる

『黒牢城』という小説を読んだ。逃げた武将は荒木村重やその家老だが、そのために多くの血が流れた。

Friday, September 3

かしましき


かしましきこゑもやみたりゆふやみのきぎにひそめるむくどりのむれ

かしましき声も止みたり夕闇の木々にひそめる椋鳥の群れ

最近大群のムクドリが駅前の木々をねぐらにして、それが一種の公害のようになっているという。