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Wednesday, July 13

『方言萌え!?』


いつの日か関西弁が関西語になったら怖い国家の悪夢


『方言萌え!?』(田中ゆかり著)を読んで。

『関西弁入門』という本がある。言語としての「関西弁」を学習する入門書なのだが、これが「関西語」となるとちょっと怖い。

ある言葉がひとつの言語だと考えるときどうしても「国家意識」とリンクしてしまう。

かつて頼朝が「東国」を意識したときに、同時に自分たちの言語(京都人から忌避されていた)も意識したにちがいない。

旧ドイツのように、何らかの政治的に力学によって東と西が分かれたとき、急速に両者は別の文化を進展させていくだろう。

その時には「関西弁」は、「関西語」あるいは「上方語」となって別の言語の道をたどるのではないか(たとえば、セルビア語とクロアチア語のように)。

本書はまったくそういった本ではないが、「方言」があくまで日本語の多様性の一部として理解され、楽しまれている現代は幸せだと思った。

Thursday, March 17

ユキヤナギ


いつのまにかくも咲きたる雪柳つぼみも見ぬまに盛りとなれり


時間があったので出かけた職場近くの公園。ユキヤナギの花が競うように咲いている。いつのまに咲き出したのであろうか。これからこういうサプライズが続きそうだ。

Wednesday, November 17

はをおとし


はをおとしさやのみだけのはなずはういつになつたらかれきになるか

葉を落とし莢の実だけのハナズオウいつになつたら枯れ木になるか

ずっと前から黒い莢の実をずらっと垂らしていたハナズオウ、久しぶりに見るとすっかり落葉。春には莢はなかったはずだが、いつ莢は落ちるのか気になる。

Saturday, November 6

ぎよしうなら


ぎよしうならちるつばきよりしろふようそのはのかそけさもうしびれます

御舟なら散る椿より白芙蓉その葉のかそけさもうしびれます

山種美術館で速水御舟の絵を観てきた。重文の「名樹散椿」や「炎舞」は確かに圧巻だったが、私の好みは「白芙蓉」など繊細な小品だ。


けふちくたういつまでさくかばかかともいはれてもよいふゆまでさけよ

キョウチクトウいつまで咲くかバカかとも言われてもよい冬まで咲けよ

恵比寿。立派な門前にキョウチクトウの白い花が咲いていた。川柳など気にしないでいつまでも咲き続けてよいぞ、と励まし(?)の声をかけた。