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Sunday, July 31

ワルナスビ


松林光がないのか林床にはびこるワルはワルナスビだけ


近所の狭い松林。すでに蝉時雨。中に入ると林床に咲いているのはワルナスビの花。

ただの命名だが、なんだかワルい奴らに思えるから不思議。 コトダマか?


Tuesday, February 22

『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』


光あれと誰が言ったかこの宇宙のろい光が我らを護る


『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』を読んで。

宇宙の分かりやすい入門書だが、分かりやすすぎて分かった気になれない(笑)。

光速がこの宇宙の「制限速度」だというところを読んで『三体』の「暗黒森林理論」を思い出した。

この宇宙は暗黒の森林のようなものであり、そこでは知的生命体は、いわば森の中の猟師のようなものだという理論だ。

つまり、相手を発見したら、先に撃たなければ自分が撃たれてしまうという相互不信の対応こそが宇宙の現実だという考え方だ。

幸い、光速は「ひじょうに遅い」おかげで宇宙の知的生命体の間には「適度な距離」があり、お互いが脅威と感じなくてもいい関係を保ちやすい。

少なくとも我々の太陽系はそのような立地条件のように見える。


Thursday, February 10

東京に

とうきょうにゆきふるこんやはそうもくもちかづくはるのひかりをまつか

東京に雪降る今夜は草木も近づく春の光を待つか

立春の後、南岸低気圧が通過するときに東京に雪が降るパターンとなる。この年中行事が過ぎると本当の春がやって来る。首を長くして待ち望んでいるのは人よりも草木の方だろう。

Tuesday, October 26

あきばれの


あきばれのひかりのなかをでんしやゆくたまきうりようはすすきのてんか

秋晴れの光の中を電車ゆく多摩丘陵はススキの天下

秋晴の好天の一日。電車は多摩丘陵を横切りながら都心に向かう。土手にはススキが輝いているが、かつては一面のススキ原だったのだろう。

Friday, September 24

ろーたりーに


ろーたりーにめたせこいあのいちぼくがたてりそうみをちぢむるがごと

ロータリーにメタセコイアの一木が立てり総身を縮むるがごと

とある駅のロータリー。その中央にメタセコイアが一本立っている。せっかくの枝も伐りそろえられて残念な姿をしている。


しうぶんのひかりはしやめんのくずはらのすすきのほさきかがよはせたり

秋分の光は斜面の葛原の薄の穂先燿はせたり

昨日は秋分の日。駅の裏手の斜面には色々な草が繁茂しているが、一番目につくのは葛。その中で薄の穂先が輝くように揺れていた。