駅のホームに立つ桜の古木。おそらくこの駅が作られる前から立っていた桜だろう。他にも桜の木があったにちがいない。この木が一番立派だから残されたのか、あるいはたまたま残しやすい場所に立っていたのか。いずれにしても、消えた桜の分まで花を咲かせてほしい。
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Thursday, March 10
Tuesday, November 30
なぜそんな
なぜそんなかたちかせいたかあわだちさうそのくきくらんくじやうにまがつてる
いろんな葉が枯れて隠れていたものが見えてきた。あるセイタカアワダチソウの茎が、驚いたことにクランク状に曲がって立っている。どんな経緯があってその茎が曲がったのか気になる。いずれにしても逞しい奴だ。
なぜそんな形かセイタカアワダチソウその茎クランク状に曲がつてる
いろんな葉が枯れて隠れていたものが見えてきた。あるセイタカアワダチソウの茎が、驚いたことにクランク状に曲がって立っている。どんな経緯があってその茎が曲がったのか気になる。いずれにしても逞しい奴だ。
そのもちのみきにあるもんやうはさるのおしりのあなそのもの
等々力。モチノキ科の木の幹はいろいろな模様があって面白い。そのモチノキの文様がどう見てもそう見えるのは私の心が汚れているからか?
そのモチノキの幹にある文様は猿のお尻の穴そのもの
等々力。モチノキ科の木の幹はいろいろな模様があって面白い。そのモチノキの文様がどう見てもそう見えるのは私の心が汚れているからか?
Saturday, October 30
ぬるでのは
ぬるでのはむしこぶだらけでそのなかにぬるではいぼけふしたちがすむ
草木散歩。ヌルデの葉一面に虫こぶができて哀れな様子。ヌルデハイボケフシ(白膠木葉疣毛節)という名のダニたちが住んでいるという。
ヌルデの葉虫こぶだらけでその中にヌルデハイボケフシたちが住む
草木散歩。ヌルデの葉一面に虫こぶができて哀れな様子。ヌルデハイボケフシ(白膠木葉疣毛節)という名のダニたちが住んでいるという。
そびえたつやまならしのきそのもとでこずゑをみあげてかぜまつをとこ
かつての横浜水道、その切り通しの土手にヤマナラシの木が立っている。葉の鳴る音を聞くために風を待つ男がいる。
そびえ立つヤマナラシの木そのもとで梢を見上げて風待つ男
かつての横浜水道、その切り通しの土手にヤマナラシの木が立っている。葉の鳴る音を聞くために風を待つ男がいる。
Monday, October 11
あきあつく
あきあつくきのふさきたるはなかんなけふはきられてくきのみたてり
10月だというのに暑い日が続く。近所の家の花壇で咲いていたカンナの姿がない。カンナ燃え尽く、とつぶやきながら通り過ぎた。
秋暑く昨日咲きたる花カンナ今日は伐られて茎のみ立てり
10月だというのに暑い日が続く。近所の家の花壇で咲いていたカンナの姿がない。カンナ燃え尽く、とつぶやきながら通り過ぎた。
しよくさいにうもれしからたちみつくれどらいはるはなをみることありや
千歳烏山の広場。時間があれば植物観察をしているが、今日はカラタチを見つけた。果たして来春の自分はどうなっているのやら。
植栽に埋もれし枳殻見つくれど来春花を見ることありや
千歳烏山の広場。時間があれば植物観察をしているが、今日はカラタチを見つけた。果たして来春の自分はどうなっているのやら。
Saturday, October 9
しきみのき
しきみのきみつけてそのみをさがしたればわづかにひとつはかげにありぬ
近所の遊歩道。以前見知っていたシキミの木をまた見つけた。その禍々しい形の実は猛毒ということで、きっと管理者が取っていくのだろう。
樒の木見つけてその実を探したればわづかに一つ葉かげにありぬ
近所の遊歩道。以前見知っていたシキミの木をまた見つけた。その禍々しい形の実は猛毒ということで、きっと管理者が取っていくのだろう。
いうほだうゆけばめとまるみのありてむかしのままになつめはたてり
ナツメの葉も実もツヤツヤしていて美しい。青い実にまじって茶色に熟した実もある。この道はかつての水道の跡。昔の家の人が植えたものだろうか。
遊歩道行けば目止まる実のありて昔のままに棗は立てり
ナツメの葉も実もツヤツヤしていて美しい。青い実にまじって茶色に熟した実もある。この道はかつての水道の跡。昔の家の人が植えたものだろうか。
さいあいのつまをなくししみつひではこころのやみもてらんなしたるか
『誤解だらけの明智光秀』を読んで。光秀は妻の煕子(ひろこ)を亡くした6年後に本能寺の変を起こしている。伝説によると煕子は美人で有名だったが、光秀と結婚する前に疱瘡をわずらい顔に傷が残った。それで同じく美人の妹を勧めたが、光秀は顔で結婚するわけではないと煕子と結婚したという。後に光秀が病気になったときにその看病がもとで煕子は亡くなったとも。伝承にすぎないが、光秀は現代人に近い感性の持ち主だったのかもしれない。
最愛の妻を亡くしし光秀は心の闇もて乱なしたるか
『誤解だらけの明智光秀』を読んで。光秀は妻の煕子(ひろこ)を亡くした6年後に本能寺の変を起こしている。伝説によると煕子は美人で有名だったが、光秀と結婚する前に疱瘡をわずらい顔に傷が残った。それで同じく美人の妹を勧めたが、光秀は顔で結婚するわけではないと煕子と結婚したという。後に光秀が病気になったときにその看病がもとで煕子は亡くなったとも。伝承にすぎないが、光秀は現代人に近い感性の持ち主だったのかもしれない。
Friday, September 24
ろーたりーに
ろーたりーにめたせこいあのいちぼくがたてりそうみをちぢむるがごと
とある駅のロータリー。その中央にメタセコイアが一本立っている。せっかくの枝も伐りそろえられて残念な姿をしている。
ロータリーにメタセコイアの一木が立てり総身を縮むるがごと
とある駅のロータリー。その中央にメタセコイアが一本立っている。せっかくの枝も伐りそろえられて残念な姿をしている。
しうぶんのひかりはしやめんのくずはらのすすきのほさきかがよはせたり
昨日は秋分の日。駅の裏手の斜面には色々な草が繁茂しているが、一番目につくのは葛。その中で薄の穂先が輝くように揺れていた。
秋分の光は斜面の葛原の薄の穂先燿はせたり
昨日は秋分の日。駅の裏手の斜面には色々な草が繁茂しているが、一番目につくのは葛。その中で薄の穂先が輝くように揺れていた。
Wednesday, September 1
たけきかほ
たけきかほなれどやさしきものもありやをらみつすふまるはなばちは
見た目は怖そうでも案外優しい性格の人がいるように、マルハナバチも攻撃的ではないという。
猛き顔なれど優しきものもありやをら蜜吸ふマルハナバチは
見た目は怖そうでも案外優しい性格の人がいるように、マルハナバチも攻撃的ではないという。
たまがはのかはらなつかしぽつねんといまもたちたるおにぐるみのき
久しぶりに車窓から見た河原。昔木々を訪ねて歩いたときに近くで見たオニグルミの木がそのままの姿で立っていた。
多摩川の河原なつかしぽつねんと今も立ちたる鬼胡桃の木
久しぶりに車窓から見た河原。昔木々を訪ねて歩いたときに近くで見たオニグルミの木がそのままの姿で立っていた。
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