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Sunday, June 12

オオバンソウ


風があるときには大揺れぶつかって音がしそうなオオバンソウの実


ゲリラ雷雨の後、散歩をしていて見つけた面白い草の実。オオバンソウという名は大判の草でまさに体を表すが、月と見立ててルナリアという名もある。

風雨のときは騒がしいそうだが・・。

Saturday, April 23

「コーダ あいのうた」


音のない世界に生きる体験をするとき我もコーダを探す




アカデミー賞作品賞などに輝いた「コーダ あいのうた」を観た。

前評判に違わない素晴らしい作品だった。「コーダ」とは、"Children of Deaf Adults"の略語だということを初めて知った。

耳に障がいがある家族の「通訳」を務めていた高校生ルビーが音楽の才能と喜びに目覚め、家族のために生きるか自己実現の道を選ぶかという選択の間で葛藤するストーリー。

フランス映画のリメイク版だが、原作の家族の仕事が酪農だったのが、この作品では漁業に変わっている。原作は観ていないが、海のイメージがルビーの人生の荒々しさと優しさを象徴していてとてもよかったと思う。

これはネタバレになるが、映画の途中で観客は音のない世界がどんなものかを身につまされて感じることになる。

短い体験だが、もしこれが残りの人生すべてだったらどうだろうか?

あるいは、音ではなく光を失った世界ではどうだろうか。

その想像力が私たちにはもっと必要だと感じた。

Friday, January 28

走る特急


キタキタと告げてるような音立てて走る特急いずこへ急ぐ

特急が一路都心を目指して走る。車両の音がキタキタと聞こえるのは何かが自分に向かってやって来ているからだろうか。

Saturday, January 15

やまならしの


やまならしのはおとになみだするによにんじゆなんのみちゆくわれらにかはり

ヤマナラシの葉音に涙する女人受難の道行く我らに代はり

『オーバーストーリー』を読んで。巨樹を守ろうとする人々の受難の物語。そのうちの一人、植物学者パトリシア・ウェスターフォードは樹木同士が何らかの形でコミュニケーションを取っているという新説を発表して学会を追放される。各地を放浪する彼女はヤマナラシ(カロライナポプラ)の森で、クローンとなった森が生きる場所を求めて少しずつ移動している姿に感動する。しかし人間の開発が彼らの息の根を止める日はそう遠くない。10万年以上前から根茎を延ばしてきた偉大な生命体の終焉を思って彼女は涙する、全人類に代わって。

Saturday, October 23

ゆふかぜに


ゆふかぜにさわさわはのなるこならかなくぬぎみづきははのゆるるのみ

夕風にさわさわ葉の鳴る小楢かな櫟水木は葉の揺るるのみ

近所の雑木林の木はコナラとクヌギがほとんどで足元にはたくさんのドングリが落ちている。葉が密集しているコナラの葉音がやはり大きい。


ほとんどのはをおとしたるえごのきはいまだにみどりのみをたらしたり

ほとんどの葉を落としたるえごの木はいまだに緑の実を垂らしたり

雑木林の木の落葉のスピードはそれぞれ。エゴノキが一番早く葉を落としているが、まだたくさんの緑の実を枝に残している。鳥は食べない?