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Monday, March 13

サンシュユの花


またここに戻ってきたかとサンシュユの花咲く裏道ゆるりと向かう


2年前まで通っていた裏道。またその道を歩くことになりそうだ。

ひっそりと咲いていたサンシュユの花。何度も眺めながら歩いたことを思い出す。

〈おかえり〉と言ったかどうか…。

Sunday, November 13

ツワブキの花


暗渠道コンクリートの蓋のそば岩場大好きツワブキの花


コンクリートの蓋がかけられた暗渠道。道沿いの家の庭先にツワブキの花が咲いていた。

もともとは海岸の岩場の花。ちょっと似た環境ではないかな。

Wednesday, September 21

ジンジャーリリー


暗渠道たどれば路上園芸展ジンジャーリリーの花なども咲く


いつも歩いている暗渠の緑道。高速道路下で道が途切れている。

今日は、さらにその先の道を求めて歩いてみた。道は狭くなって、確かにかつて川が流れていた感じがした。

人家の前(裏)にはいわゆる路上園芸。りっぱなジンジャーリリーの花が咲いていた。

暗渠には路上園芸がよく合う。

この緑道どこまで続く途切れてはまた現れる幻の川

Friday, May 20

センダン


身の不調もひとつのサインか 帰る道変えたら咲いてるセンダンの花


一週間ばかり足が痛い。たぶん足底筋膜炎。走ってる頃はよくなった。痛みを軽減するためにレンタサイクルを探していつもと違う道を歩く。

かつての用水路の跡の緑道で、旧甲州街道沿いに出たところで素晴らしい花に逢った。満開のセンダンの花。見惚れてしばらく見上げていた。

どうして今までこの道に気づかなかったのだろう。まさに怪我の功名。

Friday, May 6

テイカカズラ


道を行く人も垣根に立ち止まる テイカカズラの花咲く頃に

職場へ向かう道。のんびり植物を見ながら歩くのが楽しみ。いつもなら通り過ぎる垣根。白い花が咲いているので立ち止まって見るとテイカカズラの花が咲いている。

花が咲いてその植物が分かるのはこの時期だけの眼福。

Saturday, January 15

やまならしの


やまならしのはおとになみだするによにんじゆなんのみちゆくわれらにかはり

ヤマナラシの葉音に涙する女人受難の道行く我らに代はり

『オーバーストーリー』を読んで。巨樹を守ろうとする人々の受難の物語。そのうちの一人、植物学者パトリシア・ウェスターフォードは樹木同士が何らかの形でコミュニケーションを取っているという新説を発表して学会を追放される。各地を放浪する彼女はヤマナラシ(カロライナポプラ)の森で、クローンとなった森が生きる場所を求めて少しずつ移動している姿に感動する。しかし人間の開発が彼らの息の根を止める日はそう遠くない。10万年以上前から根茎を延ばしてきた偉大な生命体の終焉を思って彼女は涙する、全人類に代わって。

Thursday, January 13

いそぐみち


いそぐみちにはきにきいろいたまいつぱいなにかととまればろうばいつぼむ

急ぐみち庭木に黄色い玉いつぱい何かと止まればロウバイ蕾む

急いで駅に急いでいるとき、黄色い玉のようなものが庭木にたくさんついている。気になって立ち止まって見るとロウバイの蕾だった。何度も通った道だが気がつかなかった。でもこれでお知り合いだ。

Thursday, October 28

らふそくの


らふそくのかたちのあかいまねつちあわみやうはあらげくわえんさうとか

蠟燭の形の赤きマネッチア和名は粗毛火焔草とか

いつもと違う道。いろいろな草花が華やかな庭先。見覚えのある花の名を調べてみると和名の方が分かりやすいがちょっと使いたくない名前。


きじつまへとうへうにいくみちすがらこばのせんなはいまはなざかり

期日前投票に行く道すがら小葉のセンナは今花ざかり

衆院選の期日前投票に行く。いつもは通らない道を行くと目新しい草木との出会いがある。新しい名前も覚えた。小葉のセンナさん。花言葉は「輝かしい未来」。

Sunday, October 24

しろきみきを


しろきみきをいちもくさんにかけくだるありよなんのいちだじなるか

白き幹を一目散に駆け下る蟻よ何の一大事なるか

用賀あたり。イロハモミジの幹を一匹のアリが大急ぎで駆け下りていく。生き急ぐのは人だけではないようだ。


みちのわきでくさきをながむるひとときはひとよりむしにちかききぶんか

道の脇で草木をながむる一時は人より虫に近き気分か

最近はよく道の脇で植物を見ている時間が増えた。というよりここ数年はまったく植物を見ていなかったのだが、ある種のサイクルか。

Monday, October 18

いつもみる


いつもみるあきちのみちくさねこそぎにぬかれてなぜかどくだみのこれり

いつも見る空地の道草根こそぎに抜かれて何故かどくだみ残れり

最寄りの駅舎の外にある狭い空地。今日見ると大勢力を誇っていたボタンクサギはもとより、それ以外の草もすっかり引き抜かれていた。小さいドクダミだけが「大殺戮」を逃れていたのは何故だろうか?


よるかへるみちにならびしだちゆらのはなこよひくびよりきられてゐたり

夜帰る道に並びしダチユラの花今宵首より伐られてゐたり

仕事から帰る夜道、ダチュラの重そうな大きな花がズラッと並んで咲いていたのだが、今夜見ると葉も花も伐られて茎だけが残っていた。冬備えか。

Tuesday, October 12

わきみちへ


わきみちへいりてみしらぬみちゆけばじふぐわつざくらのはなさきそむる

脇道へ入りて見知らぬ道行けば十月桜の花咲き初むる

尾山台駅付近。線路沿いのセイタカアワダチソウを見ながら脇道に入ると、ジュウガツザクラを植えている家があった。

みちひとつわけいりみればさまざまなくさきにであふとくわいといへど


道一つ分け入り見ればさまざまな草木に出会ふ都会といへど

都会の住宅地を歩くと郊外では見ないような植物に出会うことがある。都会ならではのこだわりのある植物。