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Sunday, November 20

アジサイの帰り花


紫陽花もやがて落葉する季節忘れたように咲く帰り花


アジサイはまだ緑の葉を保っているが、もうそろそろ落葉の時期。

見ると花(装飾花も)をつけているものがあった。他にはなさそうだが、これも帰り花なのだろう。

Saturday, January 22

きのしたに


きのしたにかみくずちらかりそのままにしてゐるのはなぜぎんどろでした

木の下に紙くず散らかりそのままにしてゐるのは何故ギンドロでした

気になっていたメキシコ料理店のシンボルツリー。何の木かと近寄ってみると木はすでに落葉した後。そしてその下には紙くずが撒き散らかされている。なぜ掃除しないのかこの店はと呆れたが、よく見るとそれは葉っぱの形をしている。それは紙くずではなく落葉だった。調べてみるとその木はどうやらギンドロ(ウラジロハコヤナギ)らしい。失礼しました。

Thursday, December 30

はやばやと


はやばやとらくえうすませてむくむくとはくもくれんはふゆめをおこす

早々と落葉済ませてむくむくとハクモクレンは冬芽を勃こす

近所の散歩道。まだ葉を残している木もあるが、ひとり冬芽を張らせているハクモクレン。何やら春に向けての意気込みが漲っている。

Monday, December 20

はだかぎの


はだかぎのかつらのおちばふとみればこうえふすすみてしんくとなりぬ

裸木のカツラの落葉ふと見れば紅葉進みて真紅になりぬ

烏山。広場のカツラの木もすっかり裸木になっている。足元を見ると真っ赤な落葉が何枚かある。カツラの葉だが落ちた後に緑から紅に変わったのだろうか。


えごのきのらくえふしだいにきにかはりえふみやくのみぞみどりのこれる

エゴノキの落葉次第に黃に変はり葉脈のみぞ緑残れる

エゴノキの葉も落葉が進んでいる。残っている葉は黄色だが、落ちている葉はまだ緑が残っている。おそらく緑のまま落葉して、クロロフィルを失って徐々に黄色に変わっていくのだろう。落葉の微妙な「もみじ」も味がある。

Wednesday, December 8

けさのんだ


けさのんだびたみんえーのせいなのかいちやうのくわうえふやけにまぶしい

今朝飲んだビタミンAのせいなのかイチョウの黄葉やけに眩しい

サプリメントの効果というのはなかなか実感できないのだが、私の場合ビタミンAは別格で、飲むと色が鮮やかに見えるようになるようだ。


あめにちるいちやうのらくえふふぜいありなどといふひとさうぢしたら

雨に散るイチョウの落葉風情ありなどと言ふ人掃除したら

落葉があるところには掃除人あり。掃いても掃いても落ちてくる落葉は面倒なもの。とりわけ雨後のイチョウの葉は路面にこびりついて大変らしい。

Friday, December 3

おちばはき


おちばはきなれぬさぎやうをてつだふとゆびにまめできつぶれてをはる

落葉掃き慣れぬ作業を手伝ふと指にマメでき潰れて終る

簡単にできると思った落ち葉掃きだが、使い慣れない竹箒の取り扱いに手こずる。よけいな力が入るからか、あるいは指がやわになっているのか早速マメができてすぐにつぶれてしまった。やれやれ。

Monday, November 8

わるぐちを


わるぐちをいふひとみにくいきくひとはもつとみにくいらくえふすすむ

悪口を言ふ人見にくい聞く人はもつと見にくい落葉進む

悪口を言う人は悪口地獄に堕ちている。それをうんうんと聞き続けるというのはその人が地獄にい続けるのを手助けしているようなものだ。世の中のこういう「善人」がかえってたちが悪い。さっと木を見る。

Wednesday, September 8

あめあがり


あめあがりろめんにはゆるちりおちばおほかるものはさくらなるめり

雨上がり路面に映ゆる散り落葉多かるものは桜なるめり

だんだんと落葉の季節。散っている落葉の中で桜が一番多いが、散る順番があるのだろうか。


あぢさゐのはなにみえにしがくのへりにほのかにもとのいろのこりをり

紫陽花の花に見えにし萼のへりにほのかにもとの色残りをり

紫陽花の季節には人々の目をひきつけていた装飾花も今はすべてが緑色に溶け込んでいる。わずかに萼に残る色以外は。

Monday, September 6

あきさめの


あきさめのふりみふらずはんてんのくちばをふみてゆりのきとしる

秋雨の降りみ降らずみ半纏の朽葉を踏みてユリノキと知る

いつも歩く商店街で半纏の形の落葉を踏んだ。見上げて探すとユリノキがあった。どうしていままで気づかなかったのだろう?