canta diem
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Wednesday, September 8
ほのぐらき
ほのぐらきあたりにあればなほさらにまがまがしくみゆだちゆらのつぼみ
ほの暗きあたりにあればなほさらに禍々しく見ゆダチユラのつぼみ
ダチュラという名は京極夏彦の小説で知った。本当に催淫性があるのかは知らないが、どうしてもそのイメージで見てしまう。
(参考)ダチュラはどんな花?
Monday, September 6
ふとみれば
ふとみればえきしやのまどよりほそきはのいでたりすすきはやみをつけて
ふと見れば駅舎の窓より細き葉の出でたり薄はや花つけて
いつも使っている駅のホーム。窓の外の草むらをみると大きなススキが花をつけていた。もう月見のシーズンか。
あきさめの
あきさめのふりみふらずはんてんのくちばをふみてゆりのきとしる
秋雨の降りみ降らずみ半纏の朽葉を踏みてユリノキと知る
いつも歩く商店街で半纏の形の落葉を踏んだ。見上げて探すとユリノキがあった。どうしていままで気づかなかったのだろう?
Saturday, September 4
たいりんの
たいりんのひまはりかうべをおもくたれふたたびひのめをみることありや
大輪の向日葵頭を重く垂れ再び日のめを見ることありや
大きな頭のヒマワリの花。盛夏にはしっかりと太陽をとらえていたのであろう。焼け焦げたように頭を垂れている。
いちやうのみさらにじゆくしてきみまじるいつまでなくやつくつくぼふし
いちやうの実さらに熟して黄みまじるいつまで鳴くやつくつくぼふし
九品仏の浄真寺。大イチョウの木の実が目立つようになってきた。境内にはツクツクボウシが切羽詰まったように鳴いている。
Friday, September 3
かしましき
かしましきこゑもやみたりゆふやみのきぎにひそめるむくどりのむれ
かしましき声も止みたり夕闇の木々にひそめる椋鳥の群れ
最近大群のムクドリが駅前の木々をねぐらにして、それが一種の公害のようになっているという。
Thursday, September 2
こよひまた
こよひまたあめになるらんほそづつのおしろいばなのはなひらくころ
今宵また雨になるらん細筒の白粉花の花開く頃
残暑なく秋雨が降り続いている。雨の中でもオシロイバナは午後4時頃から花を開く。
Wednesday, September 1
たけきかほ
たけきかほなれどやさしきものもありやをらみつすふまるはなばちは
猛き顔なれど優しきものもありやをら蜜吸ふマルハナバチは
見た目は怖そうでも案外優しい性格の人がいるように、マルハナバチも攻撃的ではないという。
たまがはのかはらなつかしぽつねんといまもたちたるおにぐるみのき
多摩川の河原なつかしぽつねんと今も立ちたる鬼胡桃の木
久しぶりに車窓から見た河原。昔木々を訪ねて歩いたときに近くで見たオニグルミの木がそのままの姿で立っていた。
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